バックライト用LEDにオスラムの新変換技術

Quantum Colors graphik
Quantum Colors ― 青色チップ、赤色蛍光体層、緑色量子コンバータの併用の成果です。
ソース: オスラム
01.12.2015 | トレード プレス

- Quantum Colorsが色域のカバー率をアップさせ、新TV規格に対応可能
- 圧倒的なコスト優位性でカドミウムフリー

オスラム オプトセミコンダクターズの新しい色変換技術であるQuantum Colorsは、色域カバー率の大幅アップ、一般的なQuantum dot sheetsに比べて大幅なコスト節減、そしてカドミウムフリーを実現し、TV 用バックライトLEDに新基準を提供します。近年TV 規格は高解像度、広色域へますます進んでいます。Quantum Colorsは、まさにこれらの流れに対応するために開発されたものです。現在既にQuantum Colorsを用いて、複数のプロジェクトが進行中ですが、本格的な市場への展開は、2016年末頃までを予定しています。

Quantum Colorsは、緑色量子コンバータをベースに、青色チップと赤色蛍光体との組み合わせで構成されています。この技術は、EUとドイツ連邦教育研究省(BMBF)が出資するSSL4EUおよびHi-Q-LEDプロジェクトで部分的に開発されたもので、カドミウムが一切不要です。また、Quantum Colorsは、緑色のスペクトルが鋭く、かつ半値幅がわずか30 nmであることから広色域を達成します。例えば、DCIでは100%、BT2020では80%以上のカバー率が達成可能になります。そのため、従来広色域のためにTV用バックライトに使用されてきたQuantum dot sheetsと比較して 多くの利点があります。このオスラムの新技術Quantum Colorsに対してシステムおよびその他どのようなコンポーネントも適応の必要がありません。そのため、製造工程もシステム全体的にも簡素化されます。

Quantum dot sheetsと比較してコストは半減します

「どの程度コスト削減が可能か一例を挙げて説明します。UHD 55インチのTVの場合、当社のQuantum Colorsを用いて、DCIで100%のカバー率を達成するのはもちろん、LEDおよびレンズを含めたライトバーのトータル価格は、55ユーロ以下で提供可能です。現在使用されているQuantum dot sheetsと比較して、約半値程になると思います」と、オスラム オプトセミコンダクターズ コンシューマー用LEDマーケティング担当 幸田滋嗣は述べています。(Quantum dot sheets価格の資料出所:「QD マテリアル価格は下落中だが、充分ではない」(DisplaySearch –2015年2月6日)

Quantum ColorsはColor behaviorも非常に優れています

Quantum dot sheetsでは、青味がかった経年変化を示しますが、Quantum Colorsはこのような挙動は無く、安定したColor behaviorになります。寿命は初期試験の結果を基に最低30,000時間は達成できると考えています。

オスラムについて

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは、世界2大照明メーカーのひとつです。当社の製品ラインナップは、ランプ、電子制御装置、発光ダイオード(LED)などの光半導体の部品から、照明器具、ライトマネジメントシステム、照明ソリューションまでバリューチェーン全体に及んでいます。オスラムは世界中に約34,000人の従業員を擁し、2014年度(9月30日決算)の収益は51億ユーロ超でした。当社の事業活動は100年以上に渡り、光、そして、生活の質(QOL)に重点を置いています。当社は2013年7月8日にフランクフルト証券取引所およびミュンヘン証券取引所に上場しました。(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED 400; 銘柄コード OSR)

プレスコンタクト

Melanie Zhou

haili.zhou@osram-os.comT: +86 21-5385 2661
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