オスラム、約30億ユーロの投資で新たな成長見通し

10.11.2015 | 企業情報

- 2020年までに研究開発に約20億ユーロの投資計画
- 2020年までに新LED チップ工場建設に10億ユーロを追加投資
- 「ダイヤモンド」 イニシアチブで成長と持続的企業価値を促進
- 2020年までに、収益で8%および EBITDA(償却前利益)で9%の年平均成長率見込み

照明市場における半導体ベースの技術移行が創出する新たな成長機会をオスラムは確実に捉えていきます。この目的のために、2020年までに約30億ユーロを新技術およびアプリケーションに投資します。このうちの約20億ユーロを研究開発にあて、オスラムの技術的リーダーシップのさらなる強化と新たな市場の拡大を目指します。さらに、残り10億ユーロでマレーシアでの新LEDチップ工場建設を計画しています。これは、今日すでにオスラムが好位置を確立している技術主導の一般照明市場とニッチな市場双方において、新たな成長性を引き出すためです。「収益性、柔軟性、起業家精神に重点を置いて、戦略的組織再編に続き、革新と成長のための「ダイヤモンド」イニシアチブを開始します。これは当社が持続的成長に重点を移し、半導体ベースの技術の持つ将来性からより多くの利益を獲得していくことを意味します。」と、OSRAM Licht AG最高経営責任者Olaf Berlienは述べています。

「ダイヤモンド」イニシアチブ はいくつかの戦略的施策で構成されています。第一段階として、オスラムは約3億7000万ユーロをオプト セミコンダクターズ (OS) 部門のマレーシア クリムの新LED チップ工場に投資を行ないます。さらなる拡大施策がすでに計画されており、オスラムは2020年までに総額約10億ユーロの投資を同工場に予定しています。この新工場は、世界最大かつ最新の 6インチウエハー製造施設となります。この生産能力増強と技術的リーダーシップによって、オスラムは急成長する一般照明市場でのマーケットシェアを大幅に拡大することが可能になります。この市場は現在約57億ユーロ規模で、光半導体分野で最大の領域です。年平均成長率7.5%の市場は、当社に2020年まで最大の機会を創出します。経済規模との相乗効果により、オスラムがすでに確固とした地位を築いている車載照明やモバイル機器のアプリケーション市場における活動において費用削減を可能にします。

技術的リーダーとして、オスラムはスペシャリティライティング(SP) 部門への追加投資によって、市場での新技術の広範な展開を促進し、さらなる成長の可能性を実現します。当社は長年に渡り、車載照明において世界的リーダーの地位を担っています。特に革新的な照明モジュールを強化する意向です。一例として、オスラムは連続生産体制を備え、ヘッドランプ用レーザーモジュールを提供する現在世界で唯一の企業です。車載照明分野におけるもう一つの先端技術は、有機LED (OLED)です。この技術もまもなく車両のリアランプにおいて広範に使用開始される予定です。オスラムでは、自動車部門におけるレーザーおよびOLEDアプリケーション市場を 2025年で約11億ユーロ と見込んでいます。

新設のライティング・ソリューションズ&システムズ (LSS) 部門では、インテリジェントで、高度な技術が要求される照明ソリューションを現実するために、オスラムは今後何年間もさまざま施策を展開していきます。ルミネア&ソリューション事業 (LS)の見直しを受けて, オスラムではこの部門を増益に向けて再編します。この分野では特に市場参入と提供する統合ソリューション範囲の改善が求められています。また複合的な照明ソリューションの重要性が高まっていることから、オスラムはエレクトロニクスおよびソフトウェア専門技術拡大へと焦点を移していきます。そのため今後2年間に渡って、電子安定器および照明管理システムの新たな生産能力を生み出す予定です。

技術的リーダーシップ強化に向けて、研究への投資比率を大幅に増大

発表した革新と成長のための「ダイヤモンド」イニシアチブに沿って、オスラムは研究開発予算を大幅に増額します。それにより、当社は特にスマートシティ・アプリケーション、ワイヤレス照明制御、またレーザーおよびOLED技術の開発を促進する予定です。統合と集中の施策にもかかわらず、オスラムは研究への割当を収益の6%強という高水準でここ数年間維持してきました。一般照明電球事業の分社化が実施された後、増額される研究費用は2016年度までに収益の約9%に相当します。

「これまでの研究開発への投資が、自動車部門においてナンバーワンの座の獲得や光半導体の革新的なアプリケーションへとつながってきました。研究強化の目的を通して、当社は半導体ベース技術の技術知見をさらに強化し、市場での地位を拡大していきます。」と、最高経営責任者Olaf Berlienは語っています。

「ダイヤモンド」イニシアチブで成長と持続的企業価値を促進

「ダイヤモンド」イニシアチブによって、当社はさらに均衡のとれた成長および従業員、顧客、株主への付加価値に重点を置いていきます。当社に大きな成長性をもたらした高収益分野に加えて、すでにオスラムが好位置にいる利益性の高いニッチな分野も、総収益に対して重要な貢献を継続します。こうした状況を背景に、当社は2020年度までに次の目標を設定しました:

  • オスラムは50 億ユーロ から55 億ユーロの収益達成を目標とする。電球事業を分社後は8%の年平均成長率に相当する。
  • 9億ユーロから10億ユーロのEBITDA (償却前利益)。 約9%の年平均成長率に相当する。
  • さらに当社は1株あたり約5ユーロの利益を目標とする。これは2015年度と比較して約25%の年平均増加率に相当する。発表された自社株買い入れプログラムもこの目標に含まれる。

オスラムについて

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くオスラムは、世界2大照明メーカーのひとつです。当社の製品ラインナップは、ランプ、電子制御装置、発光ダイオード(LED)などの光半導体の部品から、照明器具、ライトマネジメントシステム、照明ソリューションまでバリューチェーン全体に及んでいます。オスラムは世界中に約34,000人の従業員を擁し、2014年度(9月30日決算)の収益は51億ユーロ超でした。当社の事業活動は100年以上に渡り、光、そして、生活の質(QOL)に重点を置いています。当社は2013年7月8日にフランクフルト証券取引所およびミュンヘン証券取引所に上場しました。(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED 400; 銘柄コード OSR)

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